1,ホームパーティにちょっとかざった感覚だった。


ゆうばりファンタスティック映画祭に急遽行ってきました。
ちょっと貧乏なので、到達までにかなり苦心があったのだけど(^_^;)。
取材旅費の貯蓄をちょっとだけ使いました。。。でも行った方がいいような気がしまくったので。

理由は、ミーハーで正直に言うのが照れるけれど、一昨年からちょっとファンになった俳優・眞島秀和氏が出品作の舞台挨拶に登壇急遽決定というので。

今年の同映画祭は斎藤工さんなども来るというのでけっこうファンが集まったらしい。
故郷なので知っていたけれど、交通の便が悪すぎるなあ〜 と困惑しながらも。

おめあて以外に韓国人作家さんの短編をみました。
風刺の効きまくったハードなコメディ。三本見て、韓国文化って日本人が勝手に想像してるよりずっと自己批判的で内省的な精神性に支えられているのかな、と感じました。
古い韓国映画かアクション映画しか知らなかったので、新鮮に映りました。


帰りの札幌行き最終バスが午後三時台という困難。千歳空港行きはそれ以降も何便かありますが。
バスに遅れそうになったところ、ホテルシューパロのフロントの方が本当に親切にいろいろ手配してくださって、無事帰着できました。ありがとうございました。


ちょっと意見を言えば、ゲストトークのMCがプロアマとりまぜ工夫の余地ありだったかも…
なんかくだけた感じすぎて、飲み仲間の××さんにインタビュー、てきな色が濃すぎて、ゲストへのすごい基本的敬意が薄くみえてしまって惜しかったかも(^_^;)。


けどまあ、アクセスが悪いことや、諸々も、この映画祭自体が、映画も沢山みんなで見る、〇〇さんちのホームパーティなんじゃないかって受け止めたら、急になっとくできまして。




2,心に吹く風


目的の作品は「心に吹く風」。ドラマ狹澆離愁淵伸瓩隆篤弔長編劇場用映画に挑戦、日本人キャストで富良野・美瑛オールロケということでちょっと話題に。

エキストラ募集してたんで応募したかった(もちろん眞島氏目当てである)んだけど、仕事の都合とあわずあきらめ。
昨日の舞台挨拶で撮影スタイル聞いて、こりゃ富良野近辺在住じゃ無いと無理だったんだなとわかりましたが。

作品は、映画というより、ポエトリーリーディング+美しい映像、という感じ。
禁断の恋という触れ込みだったけど、そういうのは途中からけっこうどうでも良くなるほど、光景が主役でしたな。

人物主役のお二人も風景を邪魔しないたたずまいと静かな台詞回し。
まさに風のように過ぎて行ったので、批評とかは無いのです。いや、良い意味でね。だって良い景色の中にいるとき、批評とか頭使いたくないでしょう(^_^;)?

風景と静けさと、細やかなこころの動きを見る、そういった作品だったと思います。


作品中、フランス映画「髪結いの亭主」にふれていて、最近急にこの映画のことを、カレーを煮ながら思い出したんで、不思議な偶然にびつくり。
「髪結いの亭主」については、まだ完全に納得できてなくて、これも感想というのが未だ・無い状態。
だけど、一種の光景だと思えば、なのかな。




3,ファン目線で思ったことなど。



それはそうと、感想というかファン目線で思ったのは、眞島氏のような形の目の人は絶対目が良いに違いないんで、観測系の科学者の役をやって欲しいなあと常々思っていたので、科学者ではないにせよ、風景撮りの役だったんでこっそりニヤニヤしていました。

で、監督が、この映画は偶然についての映画だと仰ってて、びっくりしたことがいくつか。
憶えてる方も多いと思いますが、眞島氏は「相棒」で、産炭地に産まれて父を事故で亡くし苦労したという人物を演じていて、当時見たときはファンでは無かったけど結構気持ち的にうわーっとなったのです。だって、炭鉱の事故も私の物書き歴の原点になったことだったし。

しかも今回「心に吹く風」で共演していた菅原大吉さんもやはり「相棒」で、食の祭典とおぼしきイベントの犠牲になった人物を熱演していた人。この回もみたら忘れられませんでした。

そして偶然三連発目。共演の長谷川朝晴さんは「真田丸」で印象的な伊達政宗でしたが、伊達政宗は母方の親族ととても深い縁のある人。

そんな偶然が夕張のこの場所に集合したのもまた偶然。
世界は広いはずなのにね。



そして最重要は、昨日の上映館が母校だったこと!。そして、昨日が多分数十年前にまさにこの会場で入試だったんじゃなかったけ?なこと。さらにここの屋上が小説も書く人間としての原点だったことも、最高にいかした偶然でした。
てか、通ってた頃はこんなに映画に入れ込む人生になるなんて思っても無かったし(^_^;)。


しかして、その眞島氏演じる目のよさげな主役の人に絶対犖て瓩曚靴ったものを作中で見ることになったんで、良かったです。
眞島氏は、超新星の発見で有名な板垣さんと同じ山形県出身の人なんで、勝手に天文系と結びつけてしまいがちなのですが、欲を言えば、主役のカップルが流星群をみるようなsituationあったら最高だったんだけどなあ(^_^;)。


舞台挨拶で、禁断の恋に悩む二人がそれぞれの結論出し合う泣けるシーンの話になって、話しながらうるっと来ていた眞島さんを見逃しませんでした(^_^;)。


芸能人のファンにあまりなりませんが、たまには良いものかも。なにより、たまにイケメンを鑑賞するのって、良い星空を見るような感覚で、必要だと思いました。スターとはよく言った!


したけど、ちょっとこれ、眞島秀和プロモビデオ?と思ってしまうようなところもありました。ひいきめすぎかなあ?
眞島氏が主役級を演じてる作品なんかみても、そうおもったことが多かったので、演出家や監督や、なによりCameraを回す人が光景として撮りたくなるような俳優さんなのかもしれないですね。


そして、舞台挨拶のインタビューを聞いてて、かなりcleverな人じゃないかなと感じました。

勝手に想像してたより遙かに腹の底からでるしっかりして大きな声で、淀みなくハキハキと話す方でした。
これは良い意味で裏切られました(^_^;)。

そして、余計な質問をさっと交わし(初恋の思い出とかを聞かれて、映画に登場する幼少期の二人の演技のことにもっていったり)、また、涙ぐむシーンについて、じつは順撮りしていて、自分が写ってないシーンで最高の演技をしてしまったけれど、それで相手役の真田さんに良い影響を与えられたならそれでいいです、などの、機転の効かせ方…(ここ、レポーター的な司会は、個人的な泣ける話を思い出して…とか聞き出したかったのかも??)


こういう受け答えをみると、いつも全体を相対的に見て冷静に分析しているのかな、そのスタンスでインタビューも話しているのかな、と感じました。
まあ、これはゴシップ目当てのマスコミからみれば、謎めいたキャラクターって言われるかも。

でも、変にはしゃいだ人物像よりずっと良いですね。
最近はなんでもかんでもお笑い芸人みたくなるのがちょっと苦手なんで。



遅れて到着し(北海道の名物、交通機関の遅れがあったのかな?詳細はアナウンスされませんでしたが)、なんだかちょっとぼさぼさの髪のまま(いま出演してる役作りのため?)滞在せずとんぼ返りで戻るという忙しいスケジュール。
撮影が混んでいるのかなあ。それなら新作がぞくぞく観られるということなんで、うれしいことだと思いました。




偶然が重なると必然なんじゃないかって思いたくもなるけれども、偶然の方がロマンがあるって感じます。
いろいろ見られて良かったです。偶然に感謝です。





バスに関していろいろ助けていただいたホテルシューパロのフロントの方、忘れ物を拾っていただいたタクシーの方、ほか、みなさまありがとうございました。
そして映画祭のみなさま、スタッフ様も出演の方も本当にお疲れ様でした。
なにより、この建物が残っていて良かった。ここで目下最注目の俳優さんライブで観れてよかった。もう、生家も幼稚園も暮らしていた家も小中学校もみんな無いんだけど、ここは残っているんで。


内に外に、いろんなことがありすぎた土地だったんで、あまり故郷を思って泣くことって無い(泣く余裕が無かった?)んですけど、もしかしたら、わたし、もう泣いていいんでしょうか。




写真-4














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